みなさん、こんにちは。
そろそろ、3月だというのに寒い日が続いておりますが、みなさんの地域はいかがでしょうか?
寒かったり、暖かかったりするのも春の兆しのようです!
今回はまだまだ、寒さ続く北海道日高のひだからガイドの脇野久美子さんからとっても耳寄りなレポートをいただいちゃいました。
とくに女性に嬉しい「千栄大試食会」のイベント開催情報をご案内!お料理にもっぱら釘付けです。試食したいです!

また、併せて、第2回スノーシューDEひだからエコウォークの模様もご紹介します
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2月11日(土)、北海道の山里「日高町千栄地区」で第4回となる美味しい催し「千栄大試食会」が開かれました。この試食会は、千栄住民の方々が千栄の食材を使って様々な料理を持ち寄り、みんなで一緒に美味しく味わいましょうというイベントです。
話に聞いていたとおり、地元の食材をたくさん使った昔なつかしい料理から珍しい料理まで、本当にバラエティ豊かな品目がズラリと並びました。その中から一部ではありますが、ご紹介させていただきます。
千栄産食材の全メニュー

●「ピーマンの佃煮」(炭本さん作)

炭本さんはひだからエコウォークで昼食後に「日高の昔話」をしていただいている方です。家庭菜園で作ったピーマンをかつお節を使って佃煮にしたもので、ピーマンの程よい苦味と甘味が味わえる一品でした。
●「三色にんじんの白和え」(下村さん作)

下村さんの家は農業を営んでおり、下村さんの農園で作られるじゃがいもや玉葱などは地元住民にも大人気です。今回の試食会で目を引いたのはこの彩り豊かなにんじんの白和えでした。下村農園ではオレンジ色の通常のにんじんの他にも、黄色のにんじんと赤色の京にんじんを作っています。3色のにんじんの甘味と程よい歯ごたえで、目にも舌にも美味しい白和えでした。
●「ヤマベの南蛮漬け」(伊澤さん作)

伊澤さんの家では釣り堀を営んでいます。ヤマベ(=山女魚、ヤマメ)やニジマスの養殖をしていて、春から秋にかけてのシーズン中はたくさんの人が各地から訪れます。私も大好きなヤマベの南蛮漬けは、少し甘めの味付けにレモンが効いていて、いくらでも食べられそうなほど美味しかったです。ちなみに使っている野菜は「下村農園」のものだそうです。
●「シシリアンルージュのマリネ」(オキーフさん作)

シシリアンルージュという品種のトマトを夏のうちに冷凍保存しておきマリネにしたものです。完熟のきれいな赤色のトマトが甘くてジューシーで、冬の季節にこんなにおいしくトマトを味わえるなんて幸せだなぁと思いました。
●「熊肉の味噌漬け」(鹿島さん作)

秋に鹿島さんのお宅の庭先に迷い込みなかなか逃げていかなかった小熊を、やむをえず猟師さんがしとめたそうです。併せて鹿肉の味噌漬けも並びましたが、鹿肉よりも熊肉は少し甘味が強く、どちらもとても美味しくいただきました。
●「ヤマベの飯寿司」(下村さん作)

「下村農園」の下村さんが、「いざわ釣り堀」のヤマベを贅沢にも飯寿司に。ヤマベの淡白で柔らかい食感を千栄産の野菜とともに味わえる素晴らしいメニューでした。
●「笹だんご」(下笛さん作)

千栄産の小豆と米粉を使っただんごを、千栄で採った熊笹でくるんだもの。笹の香りと甘さを抑えた素朴な味のだんごが懐かしさを感じさせる一品でした。
●「カボチャ餡の生八つ橋」(松本さん作)

北九州から移住してきた松本さんの家庭菜園で栽培したカボチャを餡に使った生八つ橋です。
餡がとてもなめらかで、商品化できるのではないかと思うほどの完成度でした。
●「カッテージチーズ」(福本さん作)

酪農家の福本さんは、子牛を産んだ母牛から採れる「初乳」で牛乳豆腐(カッテージチーズとも呼ぶそうです)を作ってきてくれました。わさび醤油やオリーブオイルでシンプルに味わう一品です。
●「カボチャと小豆の羊羹」(佐藤さん作)

80歳とは思えない元気な佐藤さんご夫婦が、自宅の農園で作ったカボチャと小豆をそれぞれ羊羹に。鮮やかな色のカボチャが食欲をそそる、やさしい甘味の羊羹でした。
この他にも、お蕎麦やうどんなどの主食メニューと、行者ニンニク、くるみ、ワラビなどたくさんの千栄産食材を使ったお惣菜やデザートが並びました。
この日の出品メニューは52品目もあったそうで、さすがに全種類は味わい切れませんでしたが、大勢の人と会話しながら賑やかに美味しくいただくことができました。
参加者は総勢72名と盛大なイベントとなりましたが、そのうち千栄住民は半数ほどで、試食会開催を聞きつけた占冠や振内、里平などの近隣地域から来られた方々も多かったようです。また子どもの頃、千栄で山村留学をしていたという方が家族旅行中で千栄に寄ったところ、偶然この試食会が開催されているのを知って飛び入りで参加したというエピソードで盛り上がりました。
子どものころ、千栄中学校に山村留学されていた男性とその家族(東京都在住)

皆さん、「また是非来たい」「次回を楽しみにしている」と大満足されていました。
あっというまに終了してしまった試食会ですが、料理を持ち寄る住民の方たちにとっては、春から食材の準備や保存をしたり新しいメニューを考案したりと、たくさんの時間と手間がかけられた千栄の一大イベントなんですよね。近隣地域から参加した方たちにとっても、「自分の地域でも何かやってみよう」というパワーをもらえるような素敵なイベントです。ぜひ、これからも続いていくよう願います。
ごちそうさまでした!
翌日、2月12日(日)に日高町で4回目となるエコウォークモニターツアー「スノーシューDEひだからエコウォーク」が開催されました
今回は3回目と同様、沙流川温泉「ひだか高原荘」を出発、スノーシューで沙流川沿いを歩きながら展望台まで行き、帰りは沙流川オートキャンプ場の中を歩いてくるという内容です
参加者の方は、9時半に「ひだか高原荘」に集合。今回は、町内はもとより、町外、北海道外(滋賀県・静岡県・東京都)から全員で14名の参加がありました♪

今回のガイドは高橋と脇野がつとめました。スタッフの自己紹介、参加者の自己紹介、エコウォークや一日の流れの説明を済ませたら、いよいよ外へ出ます。
今回もツアー中、ペットボトルでアイスを作りました。各自持ってきてもらった500mlのペットボトルにアイスの素(卵、牛乳、生クリーム、砂糖、バニラエッセンスを混ぜたもの)を入れ、それを2Lのペットボトルに入れます。そのまわりに雪と塩を入れ、これで塩水を作り、0度以下に冷えるようにします。写真がその様子、2Lペットボトルに雪を詰めているところです。

それをツアー中、下の写真のように引きなが歩いて行きます。まるで、犬を散歩させているかのよう。ペットの様に自分のペットボトルに名前をつけている子もいました。

アイスの仕込みをして、スノーシューを装着したら出発です!
前日の土曜日にいくらか雪が積もったため、新雪の上を歩く事ができました。少し歩きにくい反面、スノーシューの威力を体験するにはもってこいの条件だったかもしれません。

また、今回はウォーキング中天気に恵まれ、周りの景色もよく見えました。

写真ではわかりにくいですが、向かいの「銀嶺山」の山肌に針葉樹で「ヒダカ」の文字が植樹されています。周りの広葉樹の葉が落ちる冬にはこの「ヒダカ」の文字がよく見えるようになります。前回は天候が悪く、山が隠れてしまっていましたが、今回はどうにか見ることができました!
その後、沙流川の昔と今の様子を紹介しながら、川沿いのコースを進んで行きます。雪に包まれ、凍った川も趣があっていいですよね。

この沙流川、国土交通省の水質調査で何度も日本一に輝く、日高の自慢の川です。
昔、橋が掛けられていなかった頃は、「渡船」、船で川を渡っていました。日高地区で最初の渡船場は100年ほど前、この沙流川オートキャンプ場のあたりに作られました。
また、四方を山に囲まれた日高地区はかつて林業の町として栄えていました。道路やトラックが整備されていなかった頃は、切り出した木を、雪解けで水量の増した沙流川の流れを使って、河口まで運んでいました。
現在も、ラフティングなどのリバースポーツの場として、町内外多くの人に利用されています。

コースの折り返し地点、展望台のふもとに水力発電所の跡があります。(木の間に見えるコンクリートがそれです。)日高山脈はプレートがぶつかる事によって、地表内部や海だった場所が盛り上がってできました。そのため、他の地域では見られない珍しい鉱石が採れます。かつて鉱山で採掘したそれらの鉱石を運ぶための電力をこの水力発電所でつくっていました。
ここでは実際に日高で採れるクロムやかんらん岩などの鉱石を手にとってもらい、特徴を見てもらいました。クロムの鉱石は見た目よりもずっと重いため、手に取った参加者の皆さんは、その重さに驚いていました。

その後展望台へ。展望台からは、歩いてきた道や沙流川、周りの山々が見渡せます。振り返ってみると結構歩いたことがわかります。(写真は以前、下見のときに撮ったものです。)ここでは景色を眺めながら、ホットココアを飲み、一休みしました。
展望台で休憩した後は、お待ちかねの尻滑りです。米袋にダンボールを入れた特製ソリで20mほどの坂を滑り降ります。静岡からの小学生の参加者は時間いっぱい何度も滑っていました。子供はもちろんですが、大人の方も童心に返って楽しめたと思います。

その後、沙流川オートキャンプ場の中を歩きました。キャンプ場の中は新雪!!帰り道の新雪の歩きで少し疲れ気味の方もいらっしゃいましたが、そんな中、このような休憩をしました。

新雪の上、木の根元に寝てみる!!ふかふかの新雪に身を任せて寝てみると、こんな景色が見られます。

根元から見上げてみるとより一層木の大きさを感じられます。また、冬は葉が落ちるため枝ぶりが良くわかり、夏とは違った面白さがあります。雪の中に寝そべりながら眺めていると、木と一体化したような気持ちになり、リラックスできること間違いなしです!
少し時間が押しながらも、3時間ほどかけて雪の中を歩いて帰ってきました。最後は、日高町のマスコットキャラクターくるみちゃんも登場し、一緒に記念撮影をしました!!

疲れて帰ってきたら、待ちに待った昼食です。日高産の食材にこだわった「ひだからecoランチ」!今回はおかずを載せたお皿も、地元の陶芸クラブの方が作ったものを使用するというこだわり様です。

今回のメニューは・・・
・たこおこわ
・ヤマベのマリネ
・フキの煮物
・金時豆の煮豆
・たまご焼き
・かぼちゃ団子とぼりぼりのみそ汁
・大根のハスカップ漬け
・地元酪農家さん手作り牛乳豆腐
お弁当を作っていただいた、居酒屋「すいしん」の瀧口さんから直接メニューについての説明もしていただきました。疲れた体に優しい、日高のお母さんの味に皆さん満足されていました。
向かって左に横山さん、右に炭本さん(手に持っているのが「大根飯」)

食後には地元スタッフによる、日高の昔の暮らしの紹介がありました。話してくださったのは、前回に続いて、横山さんと炭本さんのおふたりです。
今回も、炭本さんが昔なかなかお米のとれなかった頃に食べていたという「大根飯」を作ってきてくださり、みんなで試食させてもらいました。今回作ってきていだたいたのは、昔のものよりも塩味を効かせ、食べやすくしたものだそうです。たまに食べるからおいしく感じますが、これが毎日だったら、白いご飯が恋しくなるだろうなと思いました。
お二人と同世代の方には懐かしく、下の世代の方にとっては興味深い内容だったのではないでしょうか。参加者の方からも、「五右衛門風呂の浴槽は熱くなかったのか?」「昔の布団や枕はどのようなものを使っていたのか?」などの質問が出ていました。
お二人の話から、今の暮らしがどれほど便利なものなのか、改めて感じることができました。
その後、アンケートにご協力いただいた方から、温泉入浴、解散となりました。
食後やお風呂上りにツアー中に作ったアイスを実食!うまく固まり、おいしいアイスができていたようです。

今回頂いたご意見を参考に、より良いエコウォークプログラムを作って行きたいと思いますので、今後の日高町のエコウォークにもぜひ注目していてください!
(レポート ひだからガイド 今朱夏・脇野久美子)
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次回のエコウォークはフキノトウが出始める時期に開催するそうです。
今年は例年に比べ寒く、通常より春がやってくるのが少し遅くなり、4月頃になるそうです。
また、ゴールデンウィークには、第2弾!!日高のひだからエコウォーク
「清流・沙流川で美石ハンティングと
日高開拓民の心を支えた四国八十八・西国三十三札所巡り」が開催される予定だそうです!
盛りだくさん「ひだから(=ひだかの宝)」のエコウォーク楽しみですね